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立憲民主党山口 県に来年度の要望を提出
立憲民主党山口は10日、村岡県知事に11項目の「令和7年度山口県予算及び施策に関する要請」を提出しました。
県連を代表して、県議会議員の小田村克彦代表代行と酒本哲也幹事長が出席し、村岡知事に要請書を手渡し、一つひとつの要請について説明。小田村代表代行は「県議会会派とは別にしたため、党としては国に対する要請・働きかけが多くなったが、どれも県民の暮らしや安心安全にかかわる問題。県民の皆さんに、これらの問題がどうなっているのか、過程も含め県として丁寧に説明、情報発信をしてほしい」とお願いすると、村岡知事は「国の施策に関わる部分でもあるが、保険証や中間貯蔵、岩国基地など、県民の安心安全を第一に考えていきたい」と答えました。
令和7年度立憲民主党山口対県要望(最終版).pdf (0.19MB)
田布施町議選 守田たつや氏を推薦
立憲民主党山口は24日に幹事会を開き、来年1月28日に告示される田布施町議会議員選挙において、新人・守田達也氏(もりた・たつや、72)を推薦することを決定しました。
守田氏は同町出身の72歳。柳井商工高校卒業後、武田薬品工業光工場に44年間勤務。退職後は自治会役員などを務め地域に根付いた活動に尽力する傍ら、立憲民主党山口2区総支部の幹事として党活動を支えています。
田布施町議会議員選挙(定員12名)は、来年1月28日(火)告示、2月2日(日)投開票です。
山口2区 平岡氏が比例で当選
衆議院議員選挙の開票が27日夜から未明かけて行われ、山口2区から立憲民主党公認で出馬した平岡秀夫氏は、小選挙区では僅差で敗れたものの、比例復活での当選を決め、集まった支援者らとともにバンザイを行い、喜びを分かち合いました。
深夜1時過ぎ、比例復活での当選確実の知らせを受け、選挙事務所で開票を見守っていた支援者とともにバンザイ三唱を行った平岡氏は「小選挙区ではわずかな差で敗れ、悔しい思いもあるが、ここ山口から国会の場に移り活動することができる。今の政治を変えていきたい」と喜びを語り、支援者一人ひとりに握手をして回り、喜びを分かち合いました。
また、山口1区から出馬した坂本史子氏は次点の結果となり、選挙事務所で支援者を前に「選挙準備も短い中、皆さんの協力で最後まで戦い抜くことができた。選挙戦では様々な政策を訴え、種を蒔くことはできたと思う。あとは芽が出るように、ここ山口1区で若い人に引き継いでいただきたい」と述べ、深々と頭を下げました。
今の政治、あなたの1票で変わる、変える
12日間続いた衆議院議員選挙は本日最終日を迎え、あす27日(日)は投票日となります。
山口県では立憲民主党公認の坂本ふみこ候補(山口1区)、平岡秀夫候補(山口2区)の両候補が、選挙区を回り、各地の街頭に立ち、精一杯力を振り絞り政策を訴えてきましたが、こうした街頭でマイクを使う活動も本日午後8時で終了します。
山口県は、全国でも屈指の『保守王国』『自民党王国』として知られ、ここ12年間、衆議院小選挙区、参議院山口県選挙区、すべての選挙区を自民党が独占している状態です。この間に総理大臣、官房長官、外務大臣、文科大臣、防衛大臣など数々の閣僚を輩出し、新しい道路ができた、大きな公共施設ができた、「与党・自民党の先生がいるおかげ」と語られることもあります。
では、山口県は全国の他県と比べ住みよい県、未来へ希望の持てる県になったのでしょうか。若者の流出は歯止めがかからず、農作放棄地が増え、昔子どもたちで溢れた学び舎は相次ぎ廃校、公共交通も次々と削減・廃止、商店街に賑わいは戻らず、空き家問題は深刻さを増し、今年発表された消滅可能性自治体に県内では8市町もが含まれていました。
本当にこのまま、山口県は自民党に任せておく政治で良いのでしょうか。代々続く後援会や企業・団体から手厚い支援を受ける世襲候補に、山口県の実態や賃金・年金が上がらず物価高で苦しむ労働者、生活者の暮らしがどこまで理解できるのでしょうか。
政治には緊張感が必要です。与党、野党が伯仲することで、それぞれ切磋琢磨をし、政策を磨き、当選を左右する有権者の声に本気で耳を傾けるようになります。残念ながら、我々野党の体たらくが続き、ここ十数年の山口県ではその状況に至っておらず、「何もしなくても当選できる」状態が続いています。
しかし、この度の衆議院選挙は違います。自民党は裏金問題、旧統一教会問題、世襲問題、そして石破総理の変節で、多くの有権者から反発を受け、信頼を失っています。”敵失”かもしれません。しかし、今回は、自民党のやりたい放題の今の政治を「変えることができるかもしれない」選挙であり、そのキャスティングボートは有権者一人一人が握っているのです。「政治に興味がない」「どうせ変わらないから」「入れたい人がいないから」と棄権せず、どうか投票所に足を運んでいただき、皆さんの意思を示してください。
4月の衆議院島根1区補欠選挙で自民党候補者を野党系候補が初めて破ったように、ここ山口県でも有権者一人一人の行動で政治状況を変えることができます。皆さんの1票は政治を変える力を持っています。
明日の投票日、これまで通り山口県のこれからを自民党の世襲候補に任せるのか、それとも1区は「坂本ふみこ」、2区は「平岡秀夫」と書いていただき、有権者の声に本気で耳を傾ける政治状況をここ山口県でも作り出していくのか。皆さん、投票へ行きましょう。
【告知】川田参議院議員が25日に周南入り
立憲民主党両議院議員総会長の川田龍平参議院議員が25日に周南市入りし、応援弁士として山口2区立憲民主党公認の平岡秀夫候補と「街頭演説会」を行います。日時は10月25日(金)午後2時から、場所は周南市久米のマックスバリュ周南久米前。
川田参議院議員は幼少期に輸入血液製剤でHIVに感染、1993年に東京HIV訴訟の。原告の一人となり、実名公表して世論を動かし、実質勝訴の和解を勝ち取りました。2007年の参院選で初当選し、「臨床研究法」「手話言語法」等、いのちを守る多くの法案に尽力しています。
川田参議院議員は今年4月にも周南市で開催された平岡候補のオープンミーテングに講師として参加。この度、激戦区となっている山口2区への応援について「子どもたちの食の安心安全を守る法整備を進めていくためにも平岡候補は立憲民主党に無くてはならない存在。必ず国会に戻ってもらえるよう、周南の方々に私からも選挙戦最終盤でのお願いをしたい」と話しています。
選挙戦も残り2日間。ぜひお集まりください。