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立憲民主党代表選挙が告示
立憲民主党代表選挙が7日に告示され、4名の候補者が届出を行い、メディアや地方での討論会でそれぞれ政策などを訴えています。
立候補したのは、届出順に野田佳彦・衆議院議員(67歳、9期)、枝野幸男・衆議院議員(60歳、10期)、泉健太・衆議院議員(50歳、8期)、吉田はるみ・衆議院議員(52歳、1期)。
この度の代表選挙は、近いといわれる次期解散総選挙の結果を左右する大切な選挙です。有権者でもある党員・協力党員の皆さんは、各候補者がどのようなビジョンを持ち、どのような国にしていきたいかなどを見聞きしていただき、期日までに大切な一票を投じてください。
◆各候補者紹介 https://cdp-japan.jp/leadership-election/2024#nav-candidates
◆代表選スケジュール https://cdp-japan.jp/leadership-election/2024#nav-schedule
※中国ブロックでは9月14日(土)正午より、JR岡山駅西口にて、候補者4名による演説会が行われます。
◆一般党員・協力党員の投票締切
郵便投票=9月20日(金)到着分 ※山口県内からは配達に概ね3日かかるため、9/17(火)までに投函
インターネット投票=9月22日(日)17時まで
酷暑の中で街頭活動
梅雨明け以降、山口県内でも酷暑・猛暑が続く毎日ですが、立憲民主党山口は県内各地で街頭活動を実施。1日は3区総支部が下関市内で街頭演説を行い、立憲民主党の政策、政権交代の必要性を訴えました。
長府のショッピングセンター前と中心街のシーモール前では、秋山賢治下関市議会議員がマイクを握り、6月市議会の要点を報告したのち、立憲民主党が6月に発表した「農林水産政策大綱」の概要を説明。食料自給率が4割を下回り、円安や世界紛争の影響で食料価格の急騰を招いており、「食料安全保障」の確立が必要だと述べ、そのために農業従事者の安定的な経営を支える直接支払い制度の導入などを訴えました。
また、加藤寿彦元県議は出生率が過去最低を更新、結婚したくても所得の関係でできない若者が増えてきていることなどを指摘し、「自民党は今頃になって児童手当の所得制限の撤廃、支給対象の拡大などを決めたが、民主党が15年前に子ども手当をやったとき自民党に無駄だと潰された。人件費を抑える目的で非正規雇用が増え、企業は儲かるが働く人は不安定で、内需拡大もしない。立憲民主党は人への投資でもう一度、みんなが安心して暮らしいける社会を作っていきたい。そのためには政権交代が必要だ」と力を込めました。
立憲民主党山口第4回定期大会を開催
立憲民主党山口は9日、第4回定期大会を周南市のホテルサンルート徳山で開催しました。
時局講演会終了後に行われた定期大会には各総支部から選出された代議員をはじめ、傍聴の党員・サポーター約40人が参加。立憲民主党の泉健太代表も引き続き、来賓として出席しました。
挨拶に立った小田村克彦代表は「時局講演でも話が出たように、山口県も島根と同じ保守王国で地方議会、首長、衆参国会議員、どれも自民党が占めている。ここに何とか風穴を開けていけるよう、活動方針を示し、皆さんと一緒に取り組んでいきたい」と語りました。
来賓挨拶には、連合山口の伊藤正則会長、立憲民主党の泉代表が登壇。泉代表は自身の総支部でみんなで協力しながら党員・協力党員登録を増やしてきた経緯を説明し、「立憲民主党はここにおられる党員・サポーターに支えられている。仲間を増やしていくのは所属議員だけに任せるのではなく、皆さんが一緒に行動してくれることで広がっていく。皆さんの力添えでぜひ山口県連を強い組織にしていってほしい」と呼びかけました。
議事に移り、執行部が昨年度の活動内容等を報告した後、今年度の「活動方針案」「県連予算案」「役員選出案」の議案を提出。採決では賛成多数ですべての議案が承認されました。
最後に泉代表も加わり、下関市の秋山賢治市議会議の発声でガンバロー三唱を行い、大会を締めくくりました。
なお、承認決定した2024年度立憲民主党山口の新役員は以下の通りです。
役 職 | 氏 名 |
代表 | 小田村 克彦 |
副代表 | 平岡 秀夫 |
副代表 | 坂本 史子 |
幹事長 | 酒本 哲也 |
副幹事長 | 姫野 敦子 |
常任幹事 | 部谷 翔大 |
常任幹事 | 平岡 実千男 |
常任幹事 | 秋山 賢治 |
常任幹事 | 炭村 信義 |
常任幹事 | 加藤 壽彦 |
常任幹事 | 戸倉 多香子 |
常任幹事 | 神邑 忠明 |
常任幹事 | 玉井 伸昌 |
常任幹事 | 帖地 興一 |
特別顧問 | 森本 真治 |
顧問 | 藤谷 光信 |
顧問 | 小澤 克介 |
②泉代表来県 周南市で時局講演会
立憲民主党山口は9日、立憲民主党の泉健太代表を招き、「立憲民主党山口2024時局講演会」を周南市のホテルサンルート徳山で開催しました。
まずは、主催する立憲民主党山口の小田村克彦代表は「今日、この講演会にこのようにたくさんの方々にご参加いただき、まずは感謝申し上げたい。会場の関係で募集を早々に締め切らざるを得ない状況だったことでわかるように、今の政治に対する皆さんの怒り、変えたいという思いを感じている。いま、日本政治の中心地で先頭に立って戦っている泉代表の話を聞き、皆さんと一緒に情報を共有し、我々も来る戦いに臨んでいきたい」と挨拶しました。
紹介を受け登壇した泉代表は山口県入りできたことに感謝を示し、①4月に行われた3つの衆議院補欠選挙②自民党の裏金事件③自民・公明・維新の賛成で衆議院を通過した政治資金規正法改正案の問題点④自公政権で進む地方衰退の問題点⑤立憲民主党の国会対応の状況⑥立憲民主党の安全保障政策――などについて話を進め、「補欠選挙では山口と同じ保守王国と言われる島根で我々は勝利を収めた。山口でも島根と同じように勝つことができる、変えることができる。外交安全保障など、我々が政権を取って大きく混乱するような方針転換はしない。しかし一方で、今の自公政権とは違う、働く者、生活者目線の政治を実現していきたい」と力を込め、講演を終えました。
講演会では、立憲民主党公認候補として擁立が決定している山口1区の坂本史子総支部長、山口2区の平岡秀夫総支部長がそれぞれ次期衆院選に向けた決意を表明しました。
講演終了後、泉代表、坂本・平岡両総支部長は出口で参加者を出迎え、一人ひとりにお礼を述べていました。
①泉代表来県 周南中須・棚田で地元団体と対話
立憲民主党の泉健太代表が9日に山口県入りし、午前中に周南市中須北地区を訪れ、地元で活動する棚田清流の会の案内で現地棚田を視察、その後公民館に場所を移して意見交換を行いました。
中須北地区の棚田は標高300m前後の谷にあり、「やまぐちの棚田20選」に選ばれています。2001年に発足した棚田清流の会は同地区の全住民が会員で、棚田を守るため休耕田への花の植え付け、農業体験、棚田オーナー制度を実施するなど活発な活動を行っており、『第6回美の里づくりコンクール』(2011年)でその取り組みが評価され農林水産大臣賞を受賞しています。
小雨が降る中、泉代表は田植えを終えたばかりの棚田に降り立つと、案内役の棚田清流の会の佐伯前会長の話に熱心に耳を傾け、棚田を歩いて回りました。公民館では立憲民主党山口の小田村克彦代表、平岡秀夫山口2区総支部長らと一緒に棚田清流の会のメンバーの皆さんと意見交換。清流の会からはこれまでの取り組みや中山間地域の課題などについて話がありましたが、皆さん前向き元気いっぱいで、終始笑顔と笑いの絶えない会となりました。
また、昼食では地元の方が運営する農家レストラン「たまちゃん」を訪れ、地元のお米や野菜をふんだんに使った料理を満足そうに味わっていました。
泉代表は「全国の中山間地域はどこも高齢化、後継者不足、過疎化などの問題を抱えており、中須地区も例外ではなかったが、地区の方々が非常に前向きに地域おこしに取り組む姿が印象的だった。ただ、頂いた課題もあり、そこは党としてしっかりと取り組んでいきたい」と述べました。