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野田代表が山口市で講演

立憲民主党山口は5日、立憲民主党の野田佳彦代表を招き、「立憲民主党山口2025時局講演会」を山口市の防長苑で開催しました。
主催者を代表して、平岡秀夫立憲民主党山口代表は「世界が混とんとした状況の中、野党第一党の党首の野田代表がどのような考えを持っているのか。皆さんにぜひ今日の講演で聞いていただきたい」とあいさつしました。
演題に立った野田代表は昨年の衆院選で山口2区に応援に入ったことを触れ、「中国ブロックは野党が議席を取るのが非常に難しい。その中で平岡さんが議席を取ってくれ、非常に心強い思いだった」と振り返りました。
自民公明与党の過半数割れが実現し、国会情勢が様変わりしたことについても、政府が28年ぶりに補正予算の修正をしたことや、通常国会でも高額療養費の自己負担上限の白紙撤回、憲政史上初めて3月に衆院で予算修正したことなどを挙げ、「衆院の各員会では野党議員の方が多く、野党がまとまれば議員立法を通すことができる。後半国会、その部分について注目してほしい」と呼びかけました
その他、物価高で多くの国民が苦しむ中で、物価高の中でガソリン暫定税率の即時廃止、介護保育職の待遇改善、社会保険料の事業主負担の軽減策などに取り組んでいくことに意欲を示しました。
トランプ米大統領の関税措置については、昨日、石破総理からの申し出で野党党首との会談が行われ、石破総理にトランプに直談判することや、強力な交渉チームを編成すること、影響を受ける中小零細企業の救済策を打ち出すことなどを提言したことを打ち明けました。
最後に、「外交、財政は安定が必要。政権を取りに行くため、我々も準備していかないくてはいけない。その中で皆さんも平岡代表をトップに山口県連所属の議員の皆さんを支えていってもらいたい」とお願いし、講演を締め繰りました。