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県連大会 新代表に小田村県議、新幹事長に久冨市議
立憲民主党山口は17日、山口市熊野町の防長苑で「第1回定期大会」を開催。提案した議案すべてが承認され、新代表に小田村克彦・県議会議員、新幹事長に久冨海・柳井市議会議員が就任し、新体制での活動がスタートしました。
大会には1~4区の代議員20名(委任状出席含む)が出席。姫野敦子・岩国市議の手話により開会し、長年民主党山口幹事長として民主系県連の礎を作り、昨年11月に逝去された西嶋裕作前県議を悼み黙祷を捧げました。
挨拶に立った加藤寿彦代表は以前から体調が万全でないことを打ち明け、「昨年の新県連設立時に代表就任の要請を固辞したが、重い病と闘っていた西嶋君のこともあり、2つの旧県連をまとめることが私の最後の仕事だと思い代表を引き受け、ここまで何とかやってきた。今から皆さんにご提案をする若い新役員とともに、来る衆議院選挙の勝利を目指し、一緒に戦ってもらいたい」と訴えました。
続いて来賓として登壇した連合山口の伊藤正則会長は、同じ組合で長年苦楽を共にしてきた加藤代表に感謝の意を伝えた後、長引くコロナ禍で労働者、生活者が苦しい状況に陥っている現状を踏まえ、「連合として電話相談などを受けているが、そうした苦しむ人たちを救う制度・法律の立案は政治の場になる。コロナ対応を見ても、自公による長期政権の弊害は明らかで、我々労働者、生活者の思いを実現するため、連合山口としては推薦決定している1区大内氏、3区坂本氏の支援を行い、ここ山口で風穴を開けたい」と政権交代の必要性を求めました。
議事に移り、執行部が昨年度の活動内容等を報告した後、今年度の「役員選出」「規約改正」「活動方針」「県連予算」の議案を提出。代議員から出た個別政策の県連としての見解や衆院選に臨む体制など質問のやり取りを行い、採決ではいずれも全会一致で承認。新役員では、加藤氏が顧問となり、代表に小田村克彦県議会議員、副代表は大内、坂本総支部長に戸倉多香子県議を加えた3人体制に、幹事長に久冨海柳井市議会議員がそれぞれ就任しました。
小田村新代表は新役員一人ひとりの名前を読み上げ、「新しい体制で衆院選に臨むことになる。政権交代の基盤をつくるために、立憲民主党としての政策を訴え、議席獲得を目指したい」と挨拶しました。